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青漆リム皿270 B

16,500円

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サイズ:おおよそ22mm-270mm-270mm 素材:ホオノキ 仕上:漆 おそらく2011〜12年頃から作っているリム皿。実は初めは少しかたちが違っていて、少しだけ制作した初期モデルを持っている方も少数ですがいらっしゃると思います。現在のものはその後すぐに作り始めたかたちのもの。寸法は一切変更していませんが、最初期は現在使っているホオノキではなくてヤマザクラで作っていた頃もあったと記憶しています。ブレッドバスケットなどで側面についていた縁が、細くなって上面に移動し、木のかたちというより陶器や磁器の皿を参考にした形状です。僕は普段ほとんど図面を描かないで制作していますが、このリム皿も同様で、1点作ってみてから寸法を測って簡単なスケッチに起こしただけ。それで十数年作り続けてくることができました。多くの皆様にご愛用いただいているおかげです。ありがとうございます。 当初は木地を南山城村の工房で作って、信楽の家で漆仕事をするという毎日でした。朝早くと夜遅くに漆を塗って、昼間は工房で木工の仕事をしていました。漆の仕事は全部ひとりでやっていたので、当然全く数を作ることができませんでした。新潟に来てからは、妻の深雪が1日中、漆仕事をしてくれていますので安心して木地を作れるようになりました。途中下地を作るところと最後の白漆の工程に関しては、リズムよく気に入った仕上がりにするために必ずふたりで作業しています。 現在は18cmから30cmまで3cm刻みで作っているリム皿(15cmというのも作ったことがありますし、もっと大きいものも数点制作しました)ですが、この27cmのものが最初に作った大きさで、おそらく最もたくさん作ってきたサイズです。我が家でも定番です。白・黒・赤・青・黄と全5色持っていて、5人家族で皆違う色を楽しく使っています。洋皿のかたちですので、和食には合わないかなと思うかもしれませんが、そんなことはありません。なんでも受け止めてくれる頼りになる存在です。はじめは白だけだった色は、小国に引っ越してきて一冬越した2016年に多色化しました。我が家の内壁が白いため、冬は外も真っ白、家の中も真っ白で、色がないと耐えられなくなってしまったのがきかっけでした。黒色は昨年、これまでは茶色っぽさがあったものを真っ黒に変更。現在に至ります。 紫外線によって漆の色は透けていくので、徐々に色味も変化していきます。基本的には顔料の色味が強くなっていきます。そんな日々の微細な変化もお楽しみいただければと思います。ご使用後は(中性洗剤をつけて)水やぬるま湯で洗っていただき、できれば水気を拭き取ってから保管してください。多少の傷は気にならない仕上げになっているので、肩肘張ることなく気軽にお使いください。我が家ではこの皿に金属のフォークを使っていますが、全く問題ありません。ナイフは多少のナイフ痕が残ることもあると思いますが、それでよしとする方ならば、面白い経年変化が楽しめると思います。 ▼取り扱いについて ABOUT http://takashitomii.stores.jp/about をご確認ください。

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